家庭菜園を楽しむ上で最も厄介なのが「害虫」の存在です。幼苗の段階で葉っぱを虫に食べられてしまったり、根にダメージを与えて生育が遅れてしまったり、病気の発生で枯らしてしまったり…。せっかく育てた野菜が収穫できずに頭を悩ますことも少なくありません。害虫&病気対策、あなたの庭ではきちんとできていますか？

害虫にとって天敵となる虫を活用する、つまり益虫を増やすというのも1つの策です。

益虫（えきちゅう）って何？

害虫駆除に役立つ虫のことを“益虫”といい、人間に何らかの利益をもたらす虫のことを指します。害虫が発生するとそれを食べて野菜を守ったり、花の受粉を助けて実がなりやすくしてくれたり、土壌の質を良くしてくれたりと、陰ながら私たちを助けてくれるとっても頼もしい存在です。

身近にいる益虫の仲間たち

• アブラムシが大好物（テントウムシ・ヒラタアブ・カゲロウ・アブラバチ）
• 害虫を補食する（カマキリ・トンボ・クモ）
• 受粉のサポート（ミツバチ・チョウ）
• 腐植を分解して土を肥やす（ミミズ）

益虫を増やそう！

益虫を増やす方法として定番なのは、「捕まえて畑に放す」といったものです。すぐに飛び去ってしまうのが大半ですが、中には卵を産み付けてくれることも多いようです。海外の園芸店では、益虫を呼び寄せるための餌も販売されていたりしますので、通販などを利用して一度購入してみるのも良いかもしれません。また、益虫はハーブを好む傾向にあります。テントウムシはナスタチウム、クモやカゲロウにはディル、ミツバチにはレモンバームやコリアンダーといった組み合わせで、各々が喜ぶ環境を作ってあげましょう。

害虫＆病原菌対策に

当ショップでは、安心・安全な菜園作りをサポートする土壌改良・植物活性液「PGS-1000」を通販にてご購入いただくことができます。化学物質は一切含まれていない有機JAS認定なので、家庭菜園を健やかに保ってくれる益虫にも優しい農業資材です。

また、野菜や果物に害をなす病原菌・害虫は長靴や農具などに付着することもあります。益虫とのバランスを保つためには、こまめに除菌を行うといった衛生管理も欠かせません。天然成分の界面活性剤を使用した除菌型洗浄剤「ジョキンメイト」もあわせてご活用ください。