良い土の条件

家庭菜園は良い土を作ることから始まります。美味しい野菜を育てるためにも、良い土の条件を覚えて土作りを始めてみてください。

根がしっかり張れる深さ・硬さの土であること

土には粘度の高い重いものから、砂のようなサラサラした軽いものまで多くの種類があります。その中でも、野菜栽培に適しているのが「壌土」です。適量の砂と粘土を含む、重くもなく軽くもない中間の土です。こうした土は根が張りやすいので、発育の妨げになることもありません。

しかし、庭で栽培する場合、壌土であっても人間がその上を歩くと土が硬くなってしまいます。手入れをしなければ発育を阻害するので、しっかり耕してください。

pH値が適切な土であること

pHというのは、酸・アルカリの強さを表した値です。野菜の種類によってそれぞれ好ましいpHがあり、それに合わせて土作りをすることで美味しい野菜が育ちます。例えば、家庭で育てやすいネギやニラはpH6.0〜6.5、にんじんや玉ねぎは5.5〜6.5が適しているとされています。種や苗を植える前に、ホームセンターや通販などで酸・アルカリの強さを調べる酸度測定液や土壌酸度計を購入して計測してみてください。
そして、野菜の生育に好ましい酸度やアルカリ度に中和しましょう。

微生物をたくさん含んだ土であること

土壌には、野菜作りに欠かせない様々な微生物が存在しています。あらゆる微生物がスペースやエサを奪い合って増減を繰り返し、種類と個体数のバランスを保っていることで多様性が生まれています。微生物を多く含んだ土が美味しい野菜を作るため、種類と個体数のバランスが崩れて多様性が失われると上手く育ちません。

土は手入れしなければ徐々に悪くなっていくので、肥料や土壌改良資材を積極的に取り入れることが大切です。







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